ベビーモニターのハッキング防止|専用型とWi-Fi型で分かれる対策と確認の順番

ベビーモニターのハッキング防止|専用型とWi-Fi型で分かれる対策と確認の順番 ベビー用品

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📌 この記事でわかること

  • タイプ別に分かれる侵入経路と対策
  • 「乗っ取り」と「故障・電波干渉」の見分け方
  • 今すぐ確認する順番

「知らない人に赤ちゃんの様子を見られているかもしれない」——そんなニュースを見て、いま使っているWi-Fi型のベビーモニターが急に不安になった、という方もいるのではないでしょうか。あるいはこれから購入予定で、価格の安い海外製品を選んでいいのか迷っている方もいると思います。

こんにちは、ゆいです。30代・2児の母で、上の子には専用モニター型、下の子にはWi-Fi接続型のベビーモニターを実際に使ってきました。両方使ったからこそわかる「タイプによる侵入経路の違い」と、今日から確認できる対策の順番をまとめます。

✅ まず結論

Wi-Fi接続型のベビーモニターがハッキングの標的になりやすいのは、初期パスワードの放置・パスワードの使い回し・ファームウェア更新の放置という「設定の放置」が原因のケースがほとんどです。専用モニター型はインターネットを経由しないため、この種の侵入経路自体がありません(ただし無線が届く範囲では電波を傍受される可能性はゼロとは言い切れないとされています)。まずは①パスワードの変更→②アプリの2段階認証→③ルーターの管理画面→④本体のファームウェア更新→⑤不要な機能をオフにする、の順に確認してみてください。

タイプ別に見る侵入経路と対策の違い

タイプ別に見る侵入経路と今日やる対策の比較表

タイプによって侵入経路は大きく違うため、まず自分がどのタイプを使っているかを確認しましょう。

タイプ 主な侵入経路 今日やる対策
専用モニター型
(DECT/FHSSなど)
インターネットを経由しないため、外部からの侵入経路は基本的にありません 特別な対策は不要(無線の傍受までは否定しきれません)。取扱説明書どおりの初期設定を確認する程度でOK
Wi-Fi接続
スマホ連動型
初期パスワードの放置・ファーム未更新・ルーターのポート開放 ①パスワード変更→②2段階認証→③ルーター設定→④ファーム更新→⑤不要機能オフの順に確認
スマホアプリ代用型
(古いスマホをカメラ代わりに設置)
アプリのアカウント乗っ取り・古いOSの更新放置 アプリの2段階認証設定、OSを最新に、不要なアプリの削除

ここで注意したいのは、専用モニター型なら「ハッキングの心配がゼロ」というわけではない点です。無線通信である以上、電波が届く範囲では技術的に傍受され得るとの指摘もあるためです。ただしWi-Fi型のように外部のインターネットを経由して侵入される経路そのものが無い分、リスクの性質は大きく違います。

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侵入経路そのものをなくしたいなら専用モニター型(Wi-Fi不要)への切り替えも選択肢です。検索結果にはWi-Fi接続型も混ざるため、商品ページの「Wi-Fi不要」「DECT方式」表記を確認してから選んでください。私はいつもAmazonで探しています。

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「乗っ取り」と「故障・電波干渉」の見分け方

今起きていることが「乗っ取り」か「故障・電波干渉」かを切り分けておくと、慌てず対応できます。

乗っ取りが疑われるサイン

パスワードが何度もロックされる、設定した覚えがないのにカメラの角度が変わる、知らない声が聞こえる、身に覚えのないログイン通知が届く——こうしたサインが続く場合は、すぐにパスワードを変更し、メーカーへの相談も検討してください。実際にある海外製の格安モニターで「パスワードが何度も破られる」「勝手に再起動する」「角度が変わる」という体験談も寄せられていました(個別のケースであり、すべての製品に当てはまるものではありません。Yahoo!知恵袋より)。

故障や電波干渉との違い

一方で、乗っ取りだと思ったら実は2.4GHz帯の表示がオフになっていただけだった、というケースも報告されています(Yahoo!知恵袋より)。映像の乱れや接続切れは、電子レンジやほかのWi-Fi機器との電波干渉、単純な故障が原因のことも多いため、慌てて決めつける前に電波状況や設置場所を確認してみましょう。

今すぐ確認する順番(5ステップ)

今すぐ確認する順番5ステップのフロー図

国内でも、総務省が2025年12月23日に「ネットワークカメラのセキュリティ設定についての注意喚起」を公表しています。ベビーモニターを名指しした注意喚起ではありませんが、インターネットに接続するWi-Fi型のベビーモニターも技術的には「ネットワークカメラ」の一種にあたるため、確認しておきたい項目として次の3つが参考になります(出典:総務省公式サイト)。

  1. パスワード認証を設定しているか、十分に長いパスワードになっているか
  2. ファームウェアが最新か、製品のサポートが続いているか
  3. 使っていない機能や設定が有効になっていないか

何から手をつければいいか迷ったら、次の順番で確認してみてください。

  1. ①パスワードを変更する——初期設定のままのIDとパスワードは第三者に推測されやすく危険です。他サービスとの使い回しも避けましょう。
  2. ②アプリ側の2段階認証・信頼済みデバイスを確認する——カメラの専用アプリを開き、設定メニューから2段階認証をオンにします。あわせて「信頼済みデバイス」や「ログイン履歴」に見覚えのない端末がないかも確認しましょう。
  3. ③ルーターの管理画面を開く——外出先から映像を見られるよう、ルーター側でポートを開放する設定(UPnPなど)が有効になっていることがあります。ブラウザでルーターの管理画面にアクセスし、暗号化方式がWPA2以上か、UPnPがオンのままになっていないか、可能ならベビーモニター専用のゲストSSIDに分けられないかを確認しましょう。
  4. ④本体のファームウェアを更新する——ファームウェアには発見された不具合やセキュリティの穴をふさぐ更新が含まれています。カメラ本体のアプリまたは本体設定から、最新かどうかを確認し、更新があれば適用しましょう。
  5. ⑤不要な機能はオフに——遠隔アクセスや通話機能など使っていない機能はオフに。外部からの接続を断ちたいときはWi-Fiを切る・電源を抜く方法もありますが、その間は見守りができなくなります。ご家庭の状況に合わせて判断し、後日①〜④も確認してください。

慣れれば10〜15分ほどで終わります。

当てはまる放置はどれ?

Wi-Fi型のベビーモニターがニュースになるとき、多いのは機器の欠陥より「設定の放置」です。次のうち当てはまるものがないか確認してみてください。

  • 初期設定のIDとパスワードをそのまま使っている
  • 他のサービスと同じパスワードを使い回している
  • ファームウェアの更新を後回しにしている
  • ルーターのポート開放・UPnP設定を確認していない
  • クラウドサービスのアカウントが乗っ取られている(メーカー側のクラウドサービスのアカウント漏えい・パスワードの使い回しなど)

実際にあった乗っ取り事例(海外)

日本国内でベビーモニターがハッキングされた件数を集計した公的な統計は見当たりませんでしたが、海外では実際に被害が報告され、行政が対応した事例があります。

アメリカでは2012〜2013年、TRENDnet社のネットワークカメラでソフトウェアの不備によりパスワード認証が機能せず、IPアドレスを知る第三者に映像を閲覧される状態だったほか、ログイン情報を暗号化せず送信していたとして、FTC(連邦取引委員会)が是正措置を取った事例があります(出典:FindLaw)。

✍️ ゆいの体験談

※あくまで個人の感想です。効果や向き不向きには個人差があります。

里帰りから戻ってWi-Fi型のTapoを使い始めたとき、正直「パスワードくらい変えておけば十分」と思っていました。でも総務省の注意喚起を読んで念のためアプリの2段階認証とルーターの管理画面を見直したところ、UPnPの設定がオンのままになっていることに気づきました。特にトラブルはありませんでしたが、見直すだけなら10分もかからず、やっておいてよかったと感じています。

サポート終了機種は買い替えのサイン

ファームウェアを確認したときに「これ以上の更新はありません」と表示されたり、メーカーのサポートページで対象外になっていたりする場合は要注意です。セキュリティの穴が見つかっても直せない状態のまま使い続けることになるため、買い替えのタイミングと考えてよいでしょう。侵入経路そのものを減らしたいなら、次の買い替え先としてWi-Fi不要の専用モニター型を検討するのも一つの方法です。

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ファーム更新が止まった機種は、買い替えのタイミングかもしれません。専用モニター型を探すときは「Wi-Fi不要」「ネット接続不要」「DECT方式」といった表記が目印になります。

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よくある質問

Q. 今夜だけ、ベビーモニターの電源を抜いてしまっても大丈夫ですか?
A. 電源を抜けばインターネット経由の接続はいったん止まります。ただしその間はモニターでの見守りができなくなるため、同じ部屋で寝るなど別の方法で様子を確認できるか、ご家庭の状況に合わせて判断してください。いずれの場合も、翌日以降に①パスワードの変更→②2段階認証→③ルーター設定→④ファーム更新の順で確認しましょう。

Q. Wi-Fi不要の専用モニター型ならハッキングの心配は完全にゼロですか?
A. いいえ。外部のインターネットを経由する侵入経路は基本的に無くなりますが、無線通信である以上、電波が届く範囲での傍受は技術的には否定しきれないとされています。

Q. 中古やフリマアプリで買ったベビーモニターは危険ですか?
A. 前の持ち主のアカウント情報が残っていることがあるため、使う前に初期化し、パスワードを設定し直すのがおすすめです。

Q. 設定を見直す時間がないときは、最低限何をすればいいですか?
A. 優先順位をつけるなら、まずパスワードの変更だけでも済ませておくと、放置しているより安心につながります。

まとめ

  • ハッキングの主な原因は機器の欠陥より「設定の放置」であることが多い
  • 専用モニター型はインターネットを経由しないため侵入経路自体が少ないが、無線傍受の可能性がゼロとまでは言い切れない
  • 確認は①パスワード変更→②2段階認証→③ルーター設定→④ファーム更新→⑤不要機能オフの順がおすすめ
  • ファーム更新が止まった機種は、買い替えのサインと考えてよい

難しく考えすぎず、まずは今日、アプリの設定画面を開くところから始めてみてください。

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この記事を書いた人
ゆい

ゆい|30代・2児(長女5歳・長男0歳)を育てるママです。はじめての育児で「情報が多すぎて何を選べばいいか分からない」と悩んだ経験から、同じように迷うママ・パパの"コンパス"になりたくて「こそだてコンパス」を開設しました。自分の実体験と、公的機関・メーカー公式などの信頼できる情報をもとに、育児の「困った」をやさしく解決します。

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