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こんにちは、2児の母のゆいです。長女(現在5歳・年長)が赤ちゃんのころ、夜中に何度も起きて抱っこじゃないと寝てくれず、寝不足でフラフラだった時期がありました。「ネントレ」を調べても方法がいくつもあり、「結局どれをやればいいの?」と迷った経験があります。この記事では代表的な5つのネントレを比較しながら、わが家に合う方法の選び方をまとめました。
- ネントレ5つの方法と向く家庭
- 開始時期と安全な睡眠環境の作り方
- 「かわいそう」と言われることへの考え方
わが家におすすめなのは、6ヶ月以降で「フェイドアウト法」か「ゆるネントレ」から試すこと。日本の同室文化では、いきなり泣かせきる方法より、少しずつ関わりを減らす方法のほうが無理なく続けられます。
ネントレはいつから始められる?
ネントレ(ねんねトレーニング)を始める目安は生後6ヶ月以降です。6ヶ月未満を対象にした行動的な睡眠介入は、母子のアウトカム改善が確認されなかったとする研究があるためです(Douglas & Hill, 2013, Journal of Developmental & Behavioral Pediatrics)。
なぜ6ヶ月からが目安なの?
生後6ヶ月ごろになると、睡眠サイクルが少しずつ大人に近づき、まとまって眠れる子が増えます。この時期より前は体の準備が整っていないぶん、思うように進まないことが多いようです。焦らず様子を見ながらタイミングを見極めましょう。
乳幼児突然死症候群(SIDS)対策として、少なくとも生後6ヶ月まで(できれば1歳まで)は、赤ちゃんを大人と同じ部屋で寝かせる「同室・別床」が推奨されています(参考:厚生労働省・消費者庁の啓発情報)。ネントレの方法を選ぶときも、この安全対策を最優先にしてください。気になることがあれば、医師や保健師に相談することをおすすめします。
ネントレ5つのやり方の違いは?

代表的なネントレの方法は、泣かせる度合いや親の負担が大きく異なります。わが家に合う方法を選ぶには、まず全体像を比較することが近道です。
結局どれを選べばいいの?
下の表は5つの方法を「泣かせる度」「期間目安」「親の負担」「向く家庭」で比較したものです。同室での寝かしつけが多い日本の家庭では、フェイドアウト法・ゆるネントレのほうが取り入れやすいと感じています。
| 方法 | 泣かせる度 | 期間目安 | 親の負担 | 向く家庭 |
|---|---|---|---|---|
| ジーナ式 | 中〜高 | 数週間 | 高(スケジュール管理が細かい) | 生活リズムをきっちり整えたい家庭 |
| ファーバー法(タイムメソッド) | 高 | 1〜2週間 | 中(見守る時間が精神的につらい) | 短期間で結果を求めたい家庭 |
| フェイドアウト法 | 低〜中 | 2〜4週間 | 中(そばにいながら少しずつ距離を取る) | 同室で寝かしつけている家庭 |
| PUPD法(抱っこ・下ろす法) | 低 | 数週間〜1ヶ月 | 高(何度も抱き上げるため体力を使う) | 泣かせるのに抵抗がある家庭 |
| ゆるネントレ | 低 | 1ヶ月以上(ゆっくり) | 低〜中(無理なく続けやすい) | 初めてで不安な家庭・きょうだいがいる家庭 |
表の「泣かせる度」はあくまで一般的な目安で、赤ちゃんの気質によって感じ方は変わります。どの方法も、途中で赤ちゃんの様子がいつもと違うと感じたら中断し、無理に続けないことが大切です。

就寝ルーティン・環境はどう整える?

ネントレをスムーズに進めるには、方法選びと同じくらい「眠りやすい環境づくり」が重要です。
具体的に何をそろえればいい?
- 室温:20〜22℃程度が目安とされています(季節や地域差あり)
- 湿度:40〜60%程度が目安とされています(東京都保健医療局「アレルギー情報navi.」は、ダニを増やさないために室内の湿度を60%以下に保つことをすすめています)
- 照明:真っ暗、または常夜灯程度の薄暗さ
- 服装:スリーパーで室温に合わせて調整
- 入眠儀式:授乳・絵本・子守唄など、毎晩同じ順番で行う
毎晩同じルーティンを繰り返すことで、赤ちゃんが「これから眠る時間だ」と見通しを持ちやすくなると言われています。新生児期からの寝かしつけの土台づくりについては、新生児の寝かしつけのコツ7選でも詳しく紹介しています。
ネントレは「かわいそう」なの?
結論から言うと、ネントレをした・しなかったで発達に差が出ると断定できる根拠は今のところありません。ただし、泣かせすぎることに不安を感じるなら、無理に泣かせる方法を選ぶ必要はありません。
実際のところ、何が分かっているの?
米国の研究者Honakerらが2018年に行った調査(The Journal of Pediatrics掲載、対象652名)では、ネントレを取り入れた家庭で赤ちゃんが泣く時間が平均43分から平均8.5分(1週間後)に減少したという報告があります。一つの調査結果であり全員に当てはまるとは限りませんが、単純に「苦しめる」とは言い切れなさそうです。発達や愛着が気になる場合は、自己判断せず小児科医や保健師に相談してください。
「うちの子には合わない」と感じたら、フェイドアウト法やゆるネントレのように関わりを残す方法に切り替えても問題ありません。家庭に合わせて調整していいものだと私は考えています。
※あくまで個人の感想です。効果や向き不向きには個人差があります。
長女が6ヶ月を過ぎたころ、夜中に抱っこじゃないと寝てくれないのがつらく、ファーバー法を試そうとしたことがあります。でも泣き声を聞くのが私自身しんどくて、「様子を見る間隔を少しずつ延ばす」くらいのゆるいやり方に落ち着きました。それでも1〜2週間で夜中に起きる回数は減りました。夜泣きが続いていたころの対応は、1歳の夜泣き対策の記事にもまとめています。
よくある質問
Q. ネントレは何歳まで効果がありますか?
A. 明確な年齢の上限があるわけではありません。1〜2歳ごろでも、就寝ルーティンを整えることで寝つきが安定したという声はよく聞きます。年齢というより、赤ちゃん・お子さんの様子を見ながら試すことが大切です。
Q. きょうだいがいる家庭でもできますか?
A. 上の子が同室だと、泣き声で起きてしまうこともあります。わが家では長男(0歳)のネントレの際、長女と就寝時間をずらしたり、泣かせる度合いが低いゆるネントレを選んだりして工夫しました。
Q. 昼寝にもネントレは使えますか?
A. 同じ入眠儀式を昼寝にも取り入れている家庭は多いようです。ただし夜間ほど厳密に泣き時間を管理する必要はなく、無理のない範囲で取り入れる程度で十分だと感じています。
ネントレは方法がたくさんあって迷いますが、「無理なく続けられるか」を軸に選べば大丈夫です。まずは環境づくりから始めて、6ヶ月を過ぎたら試してみてください。
まとめ
- ネントレを始める目安は生後6ヶ月以降。それより前は体の準備が整っていないことが多い
- 5つの方法は泣かせる度合いと親の負担が大きく違うので、比較してからわが家に合うものを選ぶ
- 同室で寝る家庭が多い日本では、フェイドアウト法・ゆるネントレのほうが取り入れやすい
- 方法選びと同じくらい、室温・湿度・照明・入眠儀式といった眠りやすい環境づくりが大切
- 「かわいそう」かどうかは断定できる根拠がなく、不安なら泣かせる方法を選ぶ必要はない
どの方法でも、続けられることがいちばん大事です。うまくいかない日があっても責めずに、お子さんの様子を見ながら進めてみてください。

