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骨盤ベルトも、産後骨盤ガードルも、育児雑誌やSNSでよく見かける言葉です。私も長女を産んだとき、退院前に「ベルトとガードル、結局どっちを買えばいいんだろう」とスマホで検索した覚えがあります。似たような写真の商品が並んでいて、違いがよく分からないまま選んでしまいました。
産後2週〜1ヶ月ごろは、巻いて位置を調整できる「巻くタイプ」のベルトが基本です。巻き直しが面倒なら、はくだけで支える位置が決まる「はくタイプ」も候補です。ガードルは、1ヶ月健診が終わってからが目安とされています。
形で選べば迷わない|巻くタイプ・はくタイプ・ガードルの3分類

骨盤ベルトは、腰に巻いて留めて骨盤まわりを下から支える目的で使われる、というのがメーカーの案内です。骨盤ガードルは、はいて着圧でお腹・腰まわりを包む衣類で、骨盤の位置そのものを固定する道具ではないと説明している商品もあります。ブランドで選ぼうとすると種類が多すぎて迷いますが、まず役割が違うことを踏まえたうえで、形で3つに分けて考えると選びやすくなります。
| タイプ | 特徴 | こんな人に向く |
|---|---|---|
| 巻くタイプ (ベルト) |
幅広の帯を腰に巻いて留める。位置や締め具合を自分で微調整できる | 産院ですすめられて使い始める人、動きはじめの痛みだけを支えたい人 |
| はくタイプ (ベルト付きショーツ) |
ベルトが縫い付けられたショーツ型。はくだけで支える位置が決まり、巻き直しがいらない | トイレや授乳で座ったり脱いだりする回数が多い人 |
| ガードル | はいて着圧でお腹・腰まわりを包む下着。骨盤を支える目的というより、着圧でサポートする衣類として案内されている | 下着感覚で毎日はき替えたい人、外出時にすっきり見せたい人 |
「はくタイプ」は、ベルトとガードルの中間にある選択肢です。他のサイトの多くはベルトかガードルの二択で語っていますが、巻き直しの手間だけを解決したいなら、まずこちらを見比べてみる価値があります。通販サイトでは「骨盤サポートショーツ」「骨盤ケアショーツ」「産後ショーツ」といった名前で売られていることが多いので、探すときはこの言葉で検索してみてください。
いつから使える?ベルトとガードルで開始時期が違う理由
骨盤ベルトは入院中に産院ですすめられることもあり、位置や締め具合に気をつければ、体が本格的に動き出す前の時期から支えとして使えると案内されています。
骨盤ガードルは、着圧が強めの商品もあり、傷や悪露が続いている時期に使うと体の負担になることがあります(ワコールの相談室や犬印本舗の商品ページでも、悪露が落ち着くころが目安として触れられています)。1ヶ月健診で医師に確認してから使いはじめると安心です。
情報源によって言うことが違う3つのポイント
調べていて戸惑ったのが、情報源によって言っていることが食い違う場面があったことです。メーカーの案内どうしでも一致しないことがあり、整骨院や整体院の情報もそれぞれに違いがありました。例えば骨盤ベルトの老舗「トコちゃんベルト」の公式FAQでは、ガードルとの併用について「おすすめしません」とはっきり書かれています(ガードルはウエスト側を締めつけるものが多く、骨盤の下側が広がる原因になる場合があるためだそうです)。一方で、役割が違うので場面によって使い分けてよいと案内するメーカーもあります。どちらが正しいというより、情報源によって前提が違うのだと思って読むと整理しやすくなりました。
| 論点 | よく見かける説明 | これと異なる説明をする情報源も |
|---|---|---|
| 併用(同時に着けてよいか) | 役割が違うので、時間帯や場面で使い分けてよいとする案内が多い | 「トコちゃんベルト」公式FAQのように、併用しないほうがよいとはっきり書く情報源もある |
| 寝るときの扱い | 就寝時は外すのが基本、とする案内が多い | 就寝時も軽めに着けたままでよいとする案内も見かける |
| ガードルを始める時期 | 産後1ヶ月健診後を目安にする案内が多い | 体調が落ち着いていれば、それより前から使ってよいとする案内も見かける |
情報源によって書いてあることが違うときは、産院や医師の指示を最優先にしてください。私も迷ったときは、次の1ヶ月健診で聞くようにしていました。
時期×生活場面で選ぶチェックリスト

時期だけで選ぶと、自分の生活に合わないことがあります。私は「いつ」だけでなく「どんな場面で困っているか」も一緒に考えるようにしています。
| 時期 | このころの生活場面 | 向いているタイプの目安 |
|---|---|---|
| 産後0〜2週 (入院中〜里帰り中心) |
トイレと悪露パッドの交換が頻繁 | 巻くタイプ(ベルト)。産院の指示に沿って使う |
| 産後2週〜1ヶ月 | 家の中の移動と授乳が中心。座る時間が長い | 巻くタイプ、または巻き直しが面倒ならはくタイプ |
| 産後1ヶ月健診後〜 | 外出や抱っこが増え、動く時間が長くなる | はくタイプ、またはガードル。巻き直さずに済む |
| どの時期も (就寝時) |
横になって休む時間 | 基本は外す。締めたまま眠ると血行や睡眠の妨げになると言われる |
はくタイプやガードルはショーツの代わりにもなるぶん、下着と同じように毎日はき替えるものです。何枚あれば足りるかは、洗濯できる頻度から逆算しておくと買い足しで慌てません。目安として、毎日1回は洗濯機を回せる生活なら2〜3枚、実家に長く帰省中など洗濯のペースが読めない時期は3〜4枚あると、乾かす時間切れで困ることが少なくなります。
※あくまで個人の感想です。効果や向き不向きには個人差があります。
長女のとき、産院ですすめられた骨盤ベルトを使っていました。ただトイレのたびに巻き直すのが面倒で、10日ほどでやめてしまったことは別の記事に書いた通りです。あのころの私は、ベルトを巻くかやめるかの二択しか知らず、はくタイプという選択肢があることを知りませんでした。今回この記事を書くにあたって、実際にはくタイプのショーツを取り寄せて試着してみたところ、ショーツと同じようにはくだけで支える位置が決まり、トイレのたびに巻き直さなくていいのは想像以上に楽でした。もっと早く知っていれば、10日で諦めずに済んだかもしれません。次に骨盤まわりの支えが必要になる場面があれば、迷わずはくタイプを選ぶと思います。
1ヶ月健診が終わって、巻き直しの手間から解放されたい人へ
はいて使う着圧ガードルで、骨盤の形を変えたり痛みを治したりするものではありません。1着ずつの購入とまとめ買いのセットがあり、価格・サイズ表・送料・返品や交換の条件は申し込み前に必ず公式ページで確認してください(最新の内容は公式サイトが正です)。
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ベルトから試したい、値段を見比べたいという人は、モールで検索してみるのも一つの手です。私は長女のとき、産院ですすめられた商品を楽天で買いました。サイズ感のレビューを読み比べやすかったからです。
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産後すぐは試着ができません。サイズ交換の条件も見ておくと安心です。
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サイズは「今の体」で測る
ベルトもガードルも、妊娠前や産前のサイズで選ばないほうが失敗しにくいです。お腹まわり・ヒップまわりは出産前後で変わっていることが多く、購入前に実寸を測り直すことをすすめる案内が多く見られます。サイズ表は商品ごとに違うので、必ず購入前に確認してください。試着ができない通販がほとんどなので、サイズ交換の条件も見ておくと安心です。
帝王切開の傷にベルトやガードルの金具・縫い目が当たることがあります。使いはじめる時期や商品の選び方は、退院時の指示や1ヶ月健診で必ず医師に確認してください。傷の治り方には個人差があります。
強い締め付けのまま長時間過ごすと、血行が悪くなる、お腹が苦しくなる、肌がかぶれるといったことが起こる場合があると説明されています。悪露の量が急に増えた、傷口が痛む、しびれが出た、というときはすぐに使用をやめて産科や医師に相談してください。
よくある質問
Q. ベルトとガードル、同時に使ってもいい?
A. 役割が違うので使い分けてよいとする案内が多い一方、併用しないほうがよいとする情報源もあります。迷うときは産院や医師に確認してください。
Q. はくタイプはベルトの代わりになる?
A. 支える場所は近いですが、締め具合を自分で調整できるベルトとは仕組みが違います。動きはじめの痛みが強い時期は、まず巻くタイプで様子を見る人が多いようです。
Q. 産後何ヶ月まで使っていい?
A. 「何ヶ月を過ぎたら使えない」とは言われていません。痛みやぐらつきが続くなら、時期に関わらず一度相談してみてください。
まとめ
- ベルトは巻いて骨盤まわりを支える道具、ガードルははいて着圧で包む衣類
- 形は巻くタイプ・はくタイプ・ガードルの3つに分けると選びやすい
- ベルトは産後すぐから、ガードルは産後1ヶ月ごろからが目安
- 情報源によって説明が食い違う点は、産院や医師の指示を優先する
- 帝王切開・強い痛みは自己判断せず医師に確認する
まずは自分がどの生活場面でいちばん困っているかを思い出して、3つのタイプから選んでみてください。
骨盤ベルトやガードル以外にも、産後に揃えておきたいベビー用品は色々あります。売れ筋ランキングを見ておくと、ほかの家庭が何を選んでいるかの参考になります。

