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- 完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)のストックおかずを、主食・主菜・副菜・汁物の4分類で紹介します
- 鶏ひき肉・魚・豆腐などたんぱく質源ごとの「ストック向き度」を比較表でまとめました
- 後期からストックの作り方をどう変えればいいか、変化点を3つに絞って解説します
- ストックをやめて取り分けに切り替えるタイミングの目安がわかります
完了期のストックは、後期と同じ感覚で作り続けると失敗します。大きさを1cm角〜スティック状に大きくし、味付けをごく薄味にし、手づかみできる形に寄せる。この3点を変えるだけで、同じ食材でもぐっと食べやすくなります。たんぱく質源ごとに向き不向きがあるので、下の比較表を参考にしてください。
ストックは「主食・主菜・副菜・汁物」の4分類で考える
完了期のストックは、大人の献立と同じ4分類で組み立てると考えやすいです。
- 主食:軟飯・おにぎり・うどんなど
- 主菜:鶏ひき肉のつくね・白身魚のほぐし煮・卵焼きなど
- 副菜:野菜のおやき・かぼちゃの煮つぶしなど
- 汁物:野菜スープや薄味のみそ汁
主菜のたんぱく質だけをストックし、主食と副菜は市販品も組み合わせれば、全部を手作りしなくても回ります。すべて手作りする必要はありません。市販の冷凍カット野菜やベビーフードを組み合わせても問題なく、忙しい日は市販品に頼る分担でも栄養バランスは整います。
後期からストックの作り方をこう変える3点

完了期は生後12ヶ月から1歳6ヶ月頃が目安で、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)では食事のかたさは「歯ぐきで嚙みつぶせる固さ」、リズムは1日3回の食事を基本に、必要に応じて1〜2回の補食を取り入れるとされています。後期の「歯ぐきでつぶせる固さ」から、もう一段階のステップアップです。進め方全体は離乳食完了期の進め方|量・味付け・スケジュールにまとめました。
後期のストックをそのまま流用すると、小さすぎる・薄味すぎる・食べにくい状態になりがちです。変えるポイントは3つです。
| 項目 | 後期(9〜11ヶ月頃) | 完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃) |
|---|---|---|
| 大きさ | 5〜7mm角の粗みじん切り | 1cm角、またはスティック状に |
| 味付け | だし・素材の味が中心 | ごく薄味(大人の1/3程度が目安) |
| 形状 | スプーンで食べやすい柔らかさ | 手づかみで持てる形へ |
味の濃さ・大きさの目安には資料によって幅があり、統一された公的基準があるわけではありません。この3点を意識するだけで、同じ鶏ひき肉や野菜でも「完了期らしい」おかずに変わります。
完成形を冷凍する?素材を冷凍する?2つの方式
ストックの作り方は大きく2方式。おやきやハンバーグなど完成形のまま冷凍する方式は、解凍・加熱ですぐ食べられます。刻んだ野菜や下ゆでした肉・魚を素材のまま小分け冷凍する「フリージングミックス」方式は、献立に合わせて組み合わせを変えられます。
我が家では平日は完成形、週末は素材ストックの補充に使い分けていました。冷凍の基本テクニックは離乳食の冷凍ストック完全ガイド|作り方と保存のコツにまとめています。
たんぱく質源別|ストックの向き不向き比較表

完了期のストックで一番悩むのが、たんぱく質のおかずです。素材によって冷凍後の食感や手づかみへの向き不向きが違うので、我が家の実感を一覧にしました。
| たんぱく質源 | 冷凍後の食感変化 | 調理の手間 | 手づかみ形状 | 大人への流用 | 解凍後の味付け調整 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鶏ひき肉 | 変化少ない | つくね・そぼろで少なめ | ◎ 丸めやすい | ◎ 味を足せば流用 | そのままでOK |
| 豚・牛薄切り | パサつきやすい | 細かく刻む手間あり | △ 繊維が残りがち | ◎ 生姜焼き等に | 油を少量足す |
| 白身魚(たら等) | ほぐすとやや水っぽい | 骨取りに手間あり | 〇 まとめれば◎ | 〇 ムニエル等に | だしを少量足す |
| 鮭 | 比較的安定 | 塩抜きが要る場合あり | 〇 フレーク状に | ◎ そのまま流用 | 追加調整ほぼ不要 |
| ツナ缶・サバ缶 | 安定・扱いやすい | 油と塩分を軽く洗う程度 | ◎ おやきに混ぜやすい | ◎ サラダ等に | 油を少し足す |
| 豆腐 | そのまま冷凍は不向き(スポンジ状) | 加熱調理してから冷凍 | △ おやき向き | 〇 白和え等に | だしを含ませる |
| 納豆 | 食感がやや変わる | ひきわりだと扱いやすい | 〇 おやきの具に | 〇 そのまま共有可 | そのままでOK |
| 卵 | 卵白は硬くなりやすい | 卵黄中心か固茹でが安心 | 〇 スクランブル状に | ◎ 卵焼き等に | 卵黄なら不要 |
| しらす | 安定・扱いやすい | 塩抜きの下茹でが必須 | 〇 混ぜご飯等に | ◎ 大人もそのまま | 塩抜きで調整 |
迷ったら鶏ひき肉・ツナ缶・鮭。豆腐と豚牛薄切りは後回し。
ミニつくねは鶏ひき肉100g・片栗粉小さじ1・すりおろし野菜大さじ1を混ぜて丸め、火を通してから冷凍します。ツナのおやきは油と塩分を洗ったツナ缶1/2・小麦粉大さじ2・刻み野菜大さじ2を混ぜて焼くだけです。
我が家と周りのママ友の実感ベースの比較です。好みやアレルギーの有無で向き不向きは変わるので、初めて使う食材は少量から試してください。
手づかみに対応する形|おやき・ハンバーグ・スティック
完了期は手づかみ食べが本格化する時期です。最初から「持って食べられる形」にしておくと、解凍してそのまま出せて楽です。
- おやき:野菜・肉・豆腐を焼き固める。崩れやすい食材の受け皿に
- ミニハンバーグ:ひき肉に野菜を混ぜて小判形に。食感変化が少ない
- スティック状:野菜や白身魚を棒状に。手のひらで握りやすい
手づかみ食べの進め方や汚れ対策はつかみ食べさせるの怖い…安心して見守れる7つの方法で紹介しています。
衛生の基本|小分け・再冷凍しない・中心まで加熱
- 小分けにする:1食分ずつラップやシリコンカップに分けて冷凍
- 粗熱を取ってから冷凍する:温かいまま冷凍すると霜がつきやすい
- 再冷凍しない:一度解凍したものは再び凍らせない
- 中心までしっかり再加熱する:表面だけ温まって中が冷たい状態は避ける
保存日数は「冷凍1〜2週間程度」など幅があり、公的な統一基準は見当たりませんでした。わが家では1週間以内に使い切っています。
冷凍に向かない食材
逆に向かない食材も。
- 豆腐をそのまま冷凍:スポンジ状になり噛み切りにくい
- 卵白のみを冷凍:ゴムのような硬い食感に
- 生野菜(きゅうり・トマト等):水分が抜けて食感が変わる
- マッシュしていないじゃがいも:パサパサ・スカスカになりやすい
加熱してから冷凍するか、食べる直前に生のまま用意するのがおすすめです。
保存容器・道具はこれで十分
- 製氷皿:だし・ソース・素材ミックスの小分けに(おかず本体はシリコンカップやジップ袋へ)
- シリコンカップ:おやきやハンバーグの1食分の仕切りに
- ジップ付き保存袋:素材ストックの平らな冷凍に
- ブレンダー・ハンドミキサー:肉や野菜を刻む・つぶす作業の時短に
1週間の回し方(簡略版)
週末に鶏ひき肉・ツナ缶・鮭など2〜3種類仕込み、平日はその日切った野菜や市販の冷凍野菜と組み合わせます。減ってきたらベビーフードや卵で埋める。「半分はその場しのぎでいい」くらいの気持ちで続けやすくなります。
取り分けへの移行時期|ストックをやめるタイミング
完了期の後半になると、大人の食事から取り分けられるメニューが増えます。ストックをいつやめるかは、月齢より「取り分けられる回数」で判断するとわかりやすいです。
※あくまで個人の感想です。効果や向き不向きには個人差があります。
長女が1歳のころ、3〜4年前の話です。1歳2ヶ月を過ぎたあたりから、味付け前の状態で取り分けられる大人のおかず(薄味の煮物など)が増え、自然とストックを作る頻度が減っていきました。最後まで冷凍庫に残っていたのは、鶏ひき肉のつくねとしらすの小分け冷凍。手づかみでそのまま食べられて、忙しい日の「あと1品」に便利だったので、取り分けに移行してからもしばらく作り続けていました。
取り分けが増えても、味付け前のおかずを少し残しておくと外食の日にも使い回せます。無理にゼロにせず、少しずつフェードアウトすれば十分です。
それでも「今日はどうしても作る余力がない」という日、ありますよね。そんなときのために、大人と一緒に食べられる宅配のお惣菜を1つ知っておくと楽になります。ただし宅配のお惣菜は大人向けの塩分濃度なので、子どもに使うときは少量を取り分けて水や煮汁で薄めるのがわが家のやり方です。
🍳 作る余力がない日の選択肢
冷蔵で届く手作りのお惣菜は、少量を取り分けて薄めれば子どもの1品にも活用できます。※人数・食数により7,990円〜15,960円の4プランがあります。価格は2026年9月時点のもの。最新の料金・プランは公式サイトでご確認ください。
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食材宅配のミールキットという手もあります。オイシックスのおためしセットを実際に頼んだ感想はオイシックスおためしセットの口コミ・評判は?正直レビューにまとめています。
よくある質問
Q. ストックをやめて、いきなり大人の取り分けだけにしても大丈夫ですか?
A. 味付けや固さが急に変わると食べにくがることがあるとされています。併用しながら少しずつ切り替えるのが無理がないようです。
Q. 宅配のお惣菜をそのまま子どもに出しても大丈夫ですか?
A. 大人向けの塩分濃度になっているため、そのままではなく少量を取り分けて水や煮汁で薄めてから与えるのがおすすめです。
Q. 手作りのストックおかずは、どのくらいの濃さの味付けにすればいいですか?
A. 目安は大人の1/3程度のごく薄味です。素材の味を活かしつつ、様子を見て加減してください。
まとめ
- 完了期は後期から大きさ・味付け・形状をステップアップさせる時期
- たんぱく質源で冷凍後の食感や手づかみ向きが違うので、比較表を目安に選ぶ
- 豆腐そのまま・卵白のみ・生野菜・粒のじゃがいもは冷凍に不向き
- 市販の冷凍野菜やベビーフードを組み合わせても問題ない
- 取り分けが増えたら、無理にゼロにせず少しずつ移行すれば十分
ストックは「負担を減らす手段」です。市販品や宅配サービスも味方につけながら、無理のない範囲で続けてみてください。

