【PR・広告】本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれています。
夜中の2時。おしゃぶりが外れて泣き声。暗闇で手探りして口に戻し、また横になる——これを一晩に何度も。長女のとき、私はこれの繰り返しでした。
- 夜中に外れても毎回付け直さなくていい──その判断基準
- やめどきの3色サイン
- 夜間の運用チェックリスト
- 専門委員会が示す使用の目安
夜中に外れても、毎回付け直さなくて大丈夫です。付け直すかどうかは泣き方 → 月齢 → 親の消耗度の順に見て決めれば、毎回悩まずに済みます。
おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよいが、もし使用するなら留意点を守るというのが、小児科と小児歯科の保健検討委員会の考え方です(「おしゃぶりについての考え方」平成17年1月12日)。
夜泣きが減るとは言い切れませんが、使うなら1歳過ぎたら常時使用をやめ、おそくとも2歳半までに中止が目安。
夜泣きにおしゃぶりはあり?──条件つきなら「あり」
条件つきで「あり」です。委員会の文書は「おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよいが、もし使用するなら咬合の異常を防ぐために、次の点に留意する」と書いています。赤ちゃんには口に触れたものを吸う吸啜(きゅうてつ)反射があり、吸う動作で落ち着く子もいますが、まったく受け付けない子もいます(我が家の長男は舌で押し出していました)。夜泣き自体をどうにかしたいなら、1歳の夜泣きがひどい…原因と対策もどうぞ。
夜中に外れて泣いた。付け直す?付け直さない?──毎回でなくて大丈夫

毎回付け直さなくて大丈夫です。見る順番は①泣き方 → ②月齢 → ③親の消耗度。
①まず「泣き方」で分ける
最初に見るのは声と体です。
| 夜中の様子 | まずどうする |
|---|---|
| もぞもぞして小さくぐずる 目は閉じたまま。声が細い |
30秒〜1分待つ。そのまま寝直すことがある |
| 泣き声は続くが体は寝ている 目は閉じ、手足の位置も変わらない |
大人の枕元の予備を1回だけ付け直す |
| 目が開いて本泣き 体を起こす・のけぞる・声が大きい |
おしゃぶりより先に空腹・おむつ・室温・発熱を確認 |
| 付け直しても数分で外れて泣く(一晩に3回以上) 付け直すたびに同じことの繰り返し |
その晩は付け直しをやめる。抱っこやトントンへ切り替え |
※秒数・回数は医学的な基準ではなく、本記事の目安です。
泣き声の大きさではなく目が開いているかで見ると迷いにくくなります。
②月齢で「構え方」を変える
新生児から使える製品もありますが、使い始めの時期は製品の対象月齢表示に従い、迷うときは助産師に相談を。同じ「外れた」でも、自分で拾えるかどうかが月齢で変わります。
- 生後6か月ごろまで……自分では探せないことがほとんどです。付け直す前提で、大人の枕元の決まった場所に予備を置く
- 生後7〜11か月ごろ……自分でくわえ直せる日が出てきます。ただし寝床の中に容器やタオルは置かず、おしゃぶり単体にとどめます
- 1歳以降……委員会が1歳過ぎに「常時使用しない」ようすすめる時期。付け直しは減らす方向で考えます
③最後の判断材料は「親の消耗度」
付け直して5分以内に静かになるなら、そのほうが親も早く眠れます。逆に付け直しても寝ない・一晩に何度も起こされるなら、付け直しは手段として機能しなくなっている可能性が高く、やめどきを検討する段階です。置いた瞬間に泣かれるなら背中スイッチ対策グッズも試す価値があります。
付け直しをやめた最初の晩は、いつもより長く泣くことがあります。抱っこやトントンに切り替えられていれば泣かせっぱなしではなく、しんどい晩は付け直しに戻してかまいません。
付け直しループを軽くする夜間運用チェックリスト
付け直しの回数は減らせなくても、1回にかかる時間は道具の置き方で短くできます。
- 同じ型番を2〜3個そろえる……暗闇で落ちた1個を探すより予備を出すほうが早い。洗い替えも兼ねます
- 置き場所は「大人側」に決める……浅い箱や小皿に入れ、大人が寝たまま届く位置へ。赤ちゃんの寝床(ベビーベッドや布団)に小物を置かないでください(就寝中の窒息を防ぐため)
- 暗い部屋で見つけやすい形に……持ち手(リング)つき・白っぽい色
- サイズ表示を確認する……0〜3か月/3〜6か月/6か月〜などの区分。合わないと外れやすくなります
- 劣化したら替える……ゴムのふやけ・変形・傷。交換目安はパッケージや公式サイトで確認
- 毎日洗って乾かし、寝る前に定位置へ戻す
※あくまで個人の感想です。効果や向き不向きには個人差があります。
長女のとき効いたのは「夫と交代制にしたこと」と「枕元に予備を1個置いたこと」でした。交代制にする前は、外れるたびに私だけが起きて、朝には何回起きたかも思い出せない状態。前半は夫、後半は私と決めたら、続けて眠れる時間ができました。予備は、落ちたおしゃぶりを探す時間が長かったので、赤ちゃんの寝床には入れず私の枕元の小皿にもう1個。回数は減りませんでしたが、付け直しが一瞬で終わり、私の消耗はだいぶ変わりました。
買い足すなら同じ型番にするのが無難です。形が変わると受け付けない子もいます。我が家は楽天で買い足しました。ポイント還元の時期が重なっていたためです。
🛒 「おしゃぶり」の予備・サイズ違いを探す
買い足しは1個数百円〜1,500円ほどが目安(税込・2026年8月時点。最新の価格は各サイトで確認してください)。月齢区分(0〜3か月/3〜6か月/6か月〜)を確認してから選ぶと外れにくくなります。
※本記事はもしもアフィリエイトを利用しています
そろそろやめどき? 3色サイン早見表

やめどきは月齢だけでは決まりません。起きる回数・覚醒の深さ・親の消耗の3つで見ます。🟢のうちはいまのやり方で様子見、🟡が続くなら減らしどき、🔴が出たらやめどきです。
| 月齢の目安 | サインの見え方 |
|---|---|
| 〜6か月ごろ | 🟢 付け直しは一晩1〜2回で、そのまま寝る 🟡 外れるたびに完全に目を覚ます 🔴 付け直しても寝ず、親が毎晩1時間以上起きている |
| 7〜11か月ごろ | 🟢 自分でくわえ直せる日がある 🟡 1〜2時間おきに起きて呼ぶ 🔴 日中も手放せず、無いと泣き続ける |
| 1歳〜 | 🟢 —(委員会は1歳過ぎたら常時使用しない方向を案内) 🟡 寝つき以外の場面でも使っている 🔴 2歳半までに中止。4歳以降も取れないときは小児科へ相談 |
※回数・時間は本記事の目安です。委員会にもとづくのは表中の「1歳過ぎ」「2歳半」「4歳以降」の3つです。
見落とされやすいのが🔴の「親の限界」です。「まだ欲しがるから」で続けているうちに、すり減るのは付け直す側。
やめ方の進め方と、やってはいけない使い方
委員会が「歩き始めから2歳過ぎまで」の使用について利点に挙げているのは次の5つです。
- 精神的に安定する
- 簡単に泣き止む
- 静かになる
- 入眠がスムース
- 母親の子育てのストレスが減る
ただし委員会自身が、これらに「明確な根拠はないが、一般的に言われている」と留保をつけています。鼻呼吸や舌・あごの発達に関する効果も、平成17年の同文書では学問的に検証されていないとされています。
やめるときはいきなり全部取り上げず、使う場面を減らしていくのが基本です。委員会が示す時期の目安は次のとおり。
- 発語やことばを覚える1歳過ぎになったら、フォルダー(ホルダー)を外して常時使用しないようにする
- おそくとも2歳半までに使用を中止する
- 4歳以降になっても取れない場合は、かかりつけの小児科医に相談する
時期を区切るのは噛み合わせのためです。同じ文書は、おしゃぶりを使う子は上顎前突(出っ歯)・開咬・乳臼歯交叉咬合の発現率が高く、乳臼歯が生えそろう2歳半、さらに3歳過ぎまで使うと異常が残るとしています。一方で「2歳頃までに使用を中止すれば発育とともに改善される」とも書かれています(出典:同委員会「おしゃぶりについての考え方」)。
進め方は①日中の使用をやめる → ②寝つき以外の場面をやめる → ③寝つきの手がかりを別のものに置き換えるの順が扱いやすいです(トントン・子守唄・お気に入りのタオルなど)。手順ごと整えるならネントレのやり方5つを比較、低月齢の環境づくりは新生児の寝かしつけのコツもどうぞ。
①ひもやホルダーで服・ベッド柵に固定したまま寝かせない(首やからだに巻きつくおそれがあります。ひも・ホルダーの使用条件はお使いの製品の取扱説明書で確認してください)/②空腹をごまかすために使わない
泣いたら反射的に口へではなく、おむつ・室温・発熱の確認を先に。
なお、夜泣きが毎晩数時間続く、発熱や耳を触るしぐさをともなう、抱いても機嫌が戻らないときは、おしゃぶりで対応する前にかかりつけの小児科へ相談してください。体の不調のサインであることもあります。
よくある質問
Q. おしゃぶりをやめたら夜泣きがひどくなりました。戻してもいいですか?
A. 中止の目安は2歳半までとされているので、その範囲なら一度戻して落ち着かせ、日中の使用から減らす進め方もあります。戻すこと自体は失敗ではありません。ただし委員会文書では3歳過ぎまで使い続けると噛み合わせの異常が残りやすいとされるので、戻すのは寝つきだけ・一時的にとどめてください。
Q. おしゃぶりをくわえたまま朝まで寝ていても大丈夫ですか?
A. どんな使い方でもリスクがゼロになるわけではないので、寝かせる前の確認が前提です。口をふさがない通気孔のある製品を選び、ひもやホルダーで固定しない・月齢に合ったサイズである・乳首を軽く引っ張ってちぎれや裂け目がないことを確かめてください。なお米国では睡眠中の使用と乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスク低下との関連を指摘する報告がありますが、日本の公的な推奨ではなく、予防のために使ったほうがよいという意味でもありません。
Q. 泣き声で上の子が起きてしまい、つい毎回すぐくわえさせてしまいます。
A. それで上の子が眠れるなら、その晩は付け直して構いません。判断表は毎晩守る決まりではなく、大人が交代できる晩から減らす目安です。
まとめ
- できるだけ使わない方がよいが、使うなら留意点を守る——が委員会の立場
- 利点には「明確な根拠はないが、一般的に言われている」との留保がついている
- 夜中に外れたら、泣き方 → 月齢 → 親の消耗度の順で付け直すか決める
- 同じ型番を2〜3個そろえて大人の枕元に置くと、1回の付け直しが短くなる
- 1歳過ぎたら常時使用をやめ、おそくとも2歳半までに中止。4歳以降は小児科へ相談
今夜できるのは、大人の枕元に予備をもう1個置いておくことだけで十分です。そのうえで1週間、夜に何回起きたかをメモしてみてください。🔴のサインが出ているかがはっきりします。
【PR】寝かしつけまわりのグッズをまとめて見るなら、こちらもどうぞ。

